「ぼくらの」のアニメはひどい?鬱漫画?読者の評価と評判を口コミから真相検証
疑問に思う男性

「「ぼくらの」のアニメはひどいって口コミでよく見かけるけどホント?」

あなたも気になってはいませんか?

「ぼくらの」のアニメをネット検索しても「ひどい」「炎上」「トラウマ」など。
ポジティブとは思えない情報があがっていますが、いったいどういうことなのでしょうか?

本記事では、あなたの疑問にお答えします!
「ぼくらの」のアニメの評判を口コミや視聴者レビューから真相検証していきます!

「ぼくらの」のアニメとは?作品内容について

評判を確認する前に。
まずはじめに「ぼくらの」のアニメの作品内容について触れていきます。

作品名 ぼくらの
原作者 鬼頭莫宏
出版社 小学館
アニメ化の有無 有(TOKYO MXほかで放送)

「ぼくらの」は、『月刊IKKI』(小学館)にて2004年から2009年に渡り連載されたSF・ロボットジャンルの漫画が原作です。

作者は、漫画『なるたる』の原作者でもある鬼頭莫宏氏。
2007年にアニメ化されて、地上波で放送されています。

そんな「ぼくらの」のアニメのストーリーと見どころは以下の通りです。

【ストーリー】夏休みにココペリと名乗る男と契約し、「巨大ロボットで地球を守る」というゲームを始めた15人の少年少女たち。しかし、それは遊びではなく、本当の戦いだった。戦闘終了後、パイロットは必ず死亡という事実も分かり、彼らは己の運命と向き合うことになる。
【見どころ】巨大ロボが戦うSF作品だが、操縦者は必ず死ぬヘビーな展開。社会のダークな部分も強調される後味の悪さも。極限の少年たちを通して描かれるテーマとは果たして…。

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「ぼくらの」のアニメはひどいと言われる5つの理由

「ぼくらの作品は、イカれた驚きの鬱展開」

いったい「ぼくらの」のアニメの何がそんなにひどいのでしょうか?
早速「ぼくらの」のアニメはひどいと言われる5つの理由についてまとめていきます!

【ひどい理由1】原作の設定が活かしきれていない

本作は、ロボットの主人公たる少年少女たちが文字通り命を賭して敵と戦う生き様を描いた作品です。
しかしアニメ版は、その原作設定を活かせていないとの声が多数ありました。

「原作のほうがよく練られてて面白い」、「推しのキャラのストーリーが変えられててショック」といった原作ファンの憤りのコメントが見られました。

また、登場人物が多いため一人ひとりにフォーカスする時間がアニメだと十分に取れなかったところや、バトルシーンがパターン化して退屈に感じるといったレビューもあります。

原作設定を上手にアニメに落とし込む工夫が足りていなかった、と言えるのではないでしょうか。

【ひどい理由2】監督が原作を嫌っている

アニメ版の監督である森田宏幸氏は、自身のブログにて「原作を嫌いで悪意を持った改変を加えている」とアニメ放送シーズン中に暴露。
(※引用情報は発言後の謝罪文を載せたブログ)

原作ファンはアニメーションを観るなという宣言にファンは激怒。
その後、ブログには謝罪コメントは出されたものの、「改変はやめない」と半分は開き直りの内容になっており、火に油を注ぐ格好になってしまいました。

結果、ファンのツイートの中には、「改変で見る気が無くなった」、「原作リスペクトがないのはひどい」と酷評が多数見られました。

アニメ監督とはいえ、一人の人間ですから好き嫌いがあるのは理解できますが、せめて心のうちに秘めておくことはできなかったのでしょうか。

【ひどい理由3】アニメオリジナル設定の改変がひどい

アニメ監督の方針により、原作とは異なった設定やストーリーが取り入れられていますが、原作改変にも視聴者の厳しい評価がつけられています。

アニメ放送当時は、まだ原作漫画も月刊誌にて連載中でしたし、終着点については定まっていなかったと考えられます。

事実として、2クール目から徐々にアニメオリジナル設定が多くなっていきます。

【ひどい理由4】後半からは「ヤクザの」になる

原作改変の酷さを感じた理由の一つに、アニメオリジナルキャラのヤクザが突然登場して活躍し始める、というのがありました。

Twitter情報の中では、揶揄も込めて「ヤクザの」と呼ばれています。

子供たちの生き様にフォーカスした原作漫画に対して、アニメ版は大人の抗争や裏社会染みた設定が追加されていますが、これが不評の一因のようです。

登場人物の一部の生死やつながりも変わっており、「原作で好きだったシーンが見られなかった」という感想もありました。

【ひどい理由5】アニメ作画が崩壊している部分がある

アニメの評価では避けて通れない作画の評判も、本作は芳しくないです。

作画については、賛否両論ありますが回によって酷さが違うという意見がありました。
設定のミスマッチと相まって、シュールに感じてしまった感想も多かったです。

アニメ作画は気合の入れどころです。
漫画にはあり得ない動きを楽しみにしていたファンも多かった分、辛い評価となっていました。

「ぼくらの」のアニメのSNS上での良い口コミ

【図3】

ここまで「ぼくらの」のアニメがひどいと言われる理由について解説してきました。

ひどい理由だけでなくどんな口コミが投稿されているのか?
これから「ぼくらの」のアニメを見る予定の方にとっては気になる情報ですよね。

ここからは「ぼくらの」のアニメのSNS上での口コミをまとめていきます!

まずは「ぼくらの」のアニメのSNS上での良い口コミから。
先に悪い口コミを確認したい方は、こちらからご覧ください。

【良い口コミ1】「アニメ作品」としては完結している

アニメから入った視聴者の中には、オリジナルの設定として観れば、楽しめるという声がありました。

原作は原作、アニメはアニメと区別することで異なる作品のように楽しむのも、一つの楽しみ方ですよね。

別の視点で見てみると、違う楽しみ方が見えてくるかもしれません。
原作を読んだ方も、もう一度見てみてはいかがでしょうか?

【良い口コミ2】OPやEDの曲がカッコいい

アニメ本編は賛否両論で溢れていますが、アニメを飾るオープニング曲やエンディング曲は、かなり評判が良かったようです。

OP曲の「アンインストール」は、カラオケで入れるとアニメ映像が流れることもあり気分も盛り上がります。
歌詞がキャラクターの心情やストーリーをオマージュしているところも好評でした。

2期EDの「vermillion」も人気曲の一つです。
歌詞の内容に心臓を鷲づかみされたというファンも多かったみたいですよ。

アニメのテーマソングが気になる方に。
OP曲「アンインストール」のYouTube動画を貼り付けておきますので、ご視聴ください。

【良い口コミ3】原作と違って作品の終わりが綺麗

連載中のアニメ放送のため、原作漫画と相違点が多くあるアニメ版ですが、ラストには評価する声もありました。

賛否両論あるアニメ版ですが、原作漫画が鬱展開で救いがほとんどないのに対して、ある程度放送に耐えられる程度に修正され、最終回を迎えています。

アニメ最終話後も連載された作品なので、アニメと漫画はほとんど別作品のようになっています。

しかしあえて原作に寄せなかったからこそ、原作漫画はアニメに縛られず進められたのかもしれませんね。

「ぼくらの」のアニメのSNS上での悪い口コミ

【図4】

ここでは「ぼくらの」のアニメのSNS上での悪い口コミについてまとめます。

【悪い口コミ1】設定の改悪は許せない

アニメオリジナルで組み上げた設定に不満のある声が多かったです。

15人の子供たちの親の立ち位置が変わったり、原作では死んでしまうキャラクターが生存したり、あらすじそのものの変更も多いです。

観たかったシーンが変わってしまったことに、原作ファンは残念に感じたようです。

【悪い口コミ2】後半部分のストーリー進行がつまらない

アニメオリジナル設定が濃くなるアニメ後半部分には、特に悪い口コミが集中していました。

監督からの『改悪』の暴露がちょうど放送時期に重なったこともあり、視聴者は純粋に楽しめなかった可能性もあると思います。

作品や作者へのリスペクトを欠いた作品は、どこかついていけないところがあるのでしょうね。

【悪い口コミ3】アニメよりも原作漫画のほうが面白い

原作漫画はアニメよりも鬱展開が進んでおり、救いようがないと評判です。

ですが、中途半端に手を加えるくらいなら原作のほうがマシ、という意見もあります。

もともと暗くつらい作風に興味を持って読んでいた読者も多かったため、アニメとの乖離に違和感を抱いた原作ファンが多かったようです。

「ぼくらの」のアニメは打ち切り?パクリ疑惑の真相

【図2】

最後にひどいだけでなく「ぼくらの」のアニメの疑惑など。
作品に対する読者の気になる疑問についても真相解明していきます!

【疑問1】アニメが見れるのはTOKYO MXだけ?

疑問に思う人

「アニメが見れるのはTOKYO MXだけ?」

かつてTOKYO MX等で放送されていました。
もしかしたら、再放送もあるかもしれません。

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【疑問2】漫画は何巻まで続いてる?ネットでは読めない?

疑問に思う人

「漫画は何巻まで続いてる?ネットでは読めない?」

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まとめ:「ぼくらの」のアニメはひどいと言われる理由を口コミから検証

「ぼくらの」のアニメはひどいと言われる理由を口コミから検証してきました。

改めて、「ぼくらの」のアニメはひどいと言われる理由をまとめると、

「ぼくらの」のアニメはひどいと言われる5つの理由

  • 原作の設定が活かしきれていない
  • 監督が原作を嫌っている
  • アニメオリジナル設定の改変がひどい
  • 後半からは「ヤクザの」になる
  • アニメ作画が崩壊している部分がある

「ぼくらの」のアニメはは、監督の暴露による炎上も相まってなのか、原作設定との乖離に不満を持つ声が多かったです。

一方で「これで良かった」との声や、「別な作品として観ることが出来る」と擁護する声もあるなど、賛否両論の熱量が大きい作品のようです。

また原作漫画が完結した今、改めて再アニメ化を望む声も少なくありません。
多くの視聴者に見られて、感想がたくさん出てくることは作品に魅力があることの証左です。

今一度、見直してみるのもよいのではないでしょうか。

「ぼくらの」のアニメに関する記事を最後までお読みいただきありがとうございました。