本記事は、「アオのハコ」の92話「つらい時には」の感想記事です。
前話の感想は、「アオのハコ」ネタバレ91話「最強の感情」感想をどうぞ。
「アオのハコ」ネタバレ92話「つらい時には」感想
第92話感想目次
- 「行ってあげて下さい!」どうする?夢佳…
- 「松岡」VS「大喜」チケットをかけたシャトルラン
- 「次は何をくれるんですか?」
「行ってあげて下さい!」どうする?夢佳…
大喜からチケットを差し出された夢佳は、「君が行った方が千夏もよ喜ぶよ」と断ります。
しかし、大喜は引きません。
「俺じゃダメなんです…バスケの事は夢佳さんじゃないと!」と言って大喜は夢佳に半ば強引にチケットを握らせその場を後にします。
相変わらず大喜は真っ直ぐな青年ですね…
大喜の言葉に多少なりとも、胸動かされたように見えましたが夢佳の決意は…。
「松岡」VS「大喜」チケットをかけたシャトルラン
大喜にシャトルランで負けた、バスケ部の松岡は寝転びながらさっきの勝負の内容を思い出します。
「そんなに必死になってチケット誰にあげるの?」松岡が聞くと大喜は「夢佳さんに」と答えます。
当然、驚く松岡。
「バスケを辞めた人間が続けてる人間から今更なにか言われんの、本人も辛いと思うよ」と正論を言われ、肯定しつつも大喜は、千夏先輩にとって夢佳さんは「過去」じゃなく「一部」であり、夢佳さんあっての自分が憧れた千夏先輩だと語ります。
だからこそ、2人には仲良くして欲しい。これは自分のわがままだと息を切らしながらも力強く語ります。
そんな事を松岡が思い出していると、針生がやってきて「どうだったよ?うちの1年は」と話しかけられます。
どうやら松岡は素直に負けを認めてる様子です。針生も内心嬉しいでしょうね。
「次は何をくれるんですか?」
松岡との戦いと、夢佳にチケットを渡した大喜は疲弊していて、そんな中、道端で千夏と会います。
汗をかいた大喜を心配して、「風邪ひくよ」と千夏はタオルを差し出します。
大喜が遠慮すると、次はクシャミを1つ。
「それも羽織って下さい」と千夏は自分の上着を大喜に着せます。実はこれ、大喜が初めて千夏先輩と話した時の真似なんですよね。懐かしい…。
当然、大喜も真似された事に気付き、「次は何をくれるんですか?」と千夏の真似をして返します。
少し千夏が黙り込んで、大喜が焦ると「大喜くんが辛い時は隣にいるよ」と微笑む千夏。
もちろん頬を赤らめる大喜(笑)
2人共、さっきまでの葛藤が嘘のように平和ですね。
話の締め括りには千夏が最近育て始めたサボテンの蕾が描かれています。
大喜と千夏の関係は果たして花を咲かすのか!?
続きは、「アオのハコ」ネタバレ93話「剥ぎ取っていかないと」感想をどうぞ。