本記事は、「アオのハコ」の36話「行かないと」の感想記事です。
前話の感想は、「アオのハコ」ネタバレ35話「おもしろいもの」感想をどうぞ。
「アオのハコ」ネタバレ36話「行かないと」感想
第36話感想目次
- お母さん発見!お礼の髪飾り?
- 笑顔をくれた髪飾り
- 残された雛は?また家でね…
お母さん発見!お礼の髪飾り?
千夏先輩と子供が他愛もない会話をしていると、遠くから大喜とお母さんの姿が…。
どうやら、大喜は無事にお母さんを見つけられたみたいです。
お母さんが、感謝の気持ちを伝える中、千夏先輩は子供に「もうはぐれちゃダメだよ」と声をかけます。
すると、子供が千夏先輩に抱きつき、お礼に大事にしている戦隊モノの髪飾りを付けてあげます。
思わず微笑む千夏先輩…。
笑顔をくれた髪飾り
改めてお礼を言われ去って行く親子を見送った後、大喜が必死に笑いを堪えます。
千夏先輩がムスッとして、なに笑ってるの?と聞くと更に笑う大喜(笑)
似合ってますよ、ずっと付けて欲しいぐらいと珍しく大喜が千夏先輩をからかいます。
その後もそんなやり取りが続きます。お祭りが賑わう中、楽しげに歩く2人。
きっと今、可愛いなんて伝えたら一瞬間があって、社交辞令的なありがとうを言われ、この楽しい時間は終わってしまう…。
なんて事を大喜は考えながら元にいた場所まで戻ります。
きっと大喜にとっては、久々に千夏先輩と距離が縮まった気がしてよほど嬉しかったんでしょうね。
終始、千夏先輩をからかっていたのも、2 人きりの楽しい時間が沈黙に変わるのが怖かったからかもしれませんね。
残された雛は?また家でね…
2人が歩いていると、休憩が終わり、再び花火が打ち上がります。
花火に照らされた千夏先輩は満足気な表情で「早く行かなきゃ」と微笑み、友達の元に帰る事を告げます。
また家で…と言い別れる2人。
千夏先輩は友達の元に戻ると、髪飾りの事を聞かれ色々あって…と答え、「なんで淋しそうな顔してんの?」と聞かれ戸惑った様子。
一方、大喜が戻るとそこには、雛の姿が…。大喜がなにも問題なかった?と尋ねると「うん」と答えます。
どうやら、伊藤くんの誘いは断ったみたいですね。
「また来年も来たいね」次も大喜と2人でという意味も込めて雛は言います。
そんな事は知らない大喜は「そうだな」と答えます。
一瞬で消える花火とは対象的に、来年までの長い長い期間で、どう変わっていくのかは、分かりません。
しかし、どれだけ変わっても、彼らにとってそれは紛れもない青春です。
花火が照らし出す、それぞれの想いが交差した夏祭りでした。
続きは、「アオのハコ」ネタバレ37話「もしもーし」感想をどうぞ。