本記事は、2024年9月9日に発売した週刊少年ジャンプに掲載された「アオのハコ」163話の感想と考察記事です。電子版を定期購読しているので、最速で読んでまとめました。
なので、まだ読んでいない方はネタバレになってしまうので、先に電子版か紙でアオのハコ163話を読んでから本記事を閲覧するようお願いいたします。
「アオのハコ」163話を読む前に!前話の振り返り
まずは前回のおさらいから。詳しくは、こちらの「アオのハコ」ネタバレ162話「いいかも」の感想考察でまとめていますが、さくっと振り返りたい方は以下をどうぞご覧ください。
- 高砂から菖蒲への告白は、高砂から文化祭が終わるまでは返事を待って欲しいと言うのでした。その間にアピールするので、よく考えて欲しいとのこと。菖蒲は断ろうとしていたようですが、匡のことを頭に浮かべながら進展しない関係より「好き」と言ってくれる人の方が良いのでは?と考えているようです。
- 文化祭の準備がスタート。雛と晴人は相変わらず進展しないようですが、大喜のフォローもあって少し晴人の印象が変わりつつある様子。
- 大喜については、千夏先輩とのお付き合いを隠す必要がなくなったことから、堂々と学校で仲良さげに話しています。そして、その様子を嬉しく感じている2人。いつも通りのラブラブカップルが描かれました。
- 162話ラストシーンでは、匡が自宅に帰宅したところ、幼なじみの咲季が元カレと揉めているところに出くわしました。何やらその男は咲季に付きまとっているらしく、それがイヤな咲季は、咄嗟に「今はこの人が好き」と匡にしがみつくのでした。はたしてそれは本音なのか・・・気になるところで162話は終了。
以上、162話の簡単な振り返りでした。大喜と千夏先輩は相変わらず仲良さげですが、残る二組はそろそろ一悶着ありそうな雰囲気です。ハッピーエンドで終わればいいのですが・・・
「アオのハコ」163話の振り返り
さて、ここからは「アオのハコ」163話の簡単な振り返りをまとめていきます。実際に読んだ感想と考察は、次の項でまとめていきますので、必要ない方は本項は飛ばしていただいて大丈夫です。
それでは振り返りをまとめていくのですが、163話は以下のような流れで物語が進行していきました。
- 修羅場を乗り越えた匡と咲季
- 晴人と雛がイイ感じ?
修羅場を乗り越えた匡と咲季
162話ラストで、付きまとってきた元カレに対して「今はこの人が好き」と匡にしがみついたシーンで終わりましたが、163話ではその続きから描かれました。以外にも元カレの反応は薄く、「今日は帰るわ」と退散しました。
二人きりになった匡と咲季。そこで咲季は、「今はこの人が好き」という発言を嘘であると明かしたのです。そういった方が相手も引き下がってくれるかなという作戦だったよう。
それに対して匡は「それはわかってるけど、大丈夫なの?」と心配そうに質問するも・・・笑顔で咲季は大丈夫と回答帰宅するのですが・・・帰宅する後姿を見ながら匡は、「大丈夫」が嘘であると見抜くのでした。
晴人と雛がイイ感じ?
ひとまずは修羅場を乗り越えた匡と咲季。そこから日付は変わり、文化祭前日。晴人は文化祭の準備を進めているようですが、意外にも美術の才能があるようで、劇で使うお城を作成していました。それを見た雛は大感激。
そして、晴人はサボるタイプの人間と雛は思っていたのですが、晴人の「こういうのはちゃんとやった方が文句言われずに部活に行ける」という発言で晴人を見直すのでしたが・・・
せっかく頑張って晴人が作った工作物が、他クラス?の生徒の不注意で汚されてしまうのでした。バトミントンの練習に行きたかったのに、一人残って制作のやり直しに・・・
さすがの晴人も「これは来るものがあるなぁ」と落ち込んでいる様子でしたが、そのすぐ後ろに「手伝おうか」と雛が立っているのでした・・・イイ感じになりそうな2人。気になるところで163話は終了です。
「アオのハコ」163話のネタバレ感想考察【雛と晴人がイイ感じ!】
さて、163話の振り返りが終わったところで、ここからは実際に読んだ感想と考察です。
さっそく以下よりどうぞご覧ください。
匡と咲季が結ばれることはないだろう
結局、咲季が何をしたいのかがイマイチわかりません。彼氏がいないことを匡に伝えて思わせぶり?のような態度をとったり、菖蒲に牽制したり・・・かと思いきや今回は「好き」はウソであると言ったり・・・
単に不器用な女性なのか、それとも性悪女なのか。元カレが他の女と手をつないだところを見て、いきなり「浮気」と決めつけているあたり、ヤバい女の雰囲気がプンプン匂うのですが・・・
個人的には何らかの理由があって他の女と手をつないでしまっただけのような気がするんですよね。このあたり、しっかりと話し合いもせず別れているから家にまで元カレが来たと思いますが・・・
いずれにしても、昔は匡は咲季のことを好きだったかもしれませんが、今は菖蒲のことが好きです。昔の想い人が仮に匡のことを好きになっても、高校生になった匡を落とすのは不可能でしょうね。
対して咲季のことを知りませんが、今のところそんなに好きなキャラクターではないので、匡と咲季が結ばれることはないというフラグが立っている今の状況は、割と好きだったりします。
雛と晴人がイイ感じ
163話は匡と咲季の話よりも雛と晴人がメインでしたね。今までは晴人のことを警戒していた雛でしたが、今回の晴人は意外な一面をたくさん見せて、雛の「勘違い」を少しづつ取り除けている様子が伺えました。
マイナスからスタートした晴人の印象。今は右肩上がりで株が上がっている状況で、どうやら次回は二人で放課後残ることが予想されるので、さらに急接近しそうな予感です。
頼むから晴人、変なこと言わないでくれよ・・・普通にいけば付き合えそうだから・・・と願うばかり。
千夏先輩がいない回
163話は、珍しく一切千夏先輩が描かれない回となりました。大喜もほんの一言しか喋っておらず、「アオのハコ」という作品の2大主人公がほぼ描かれない回となりましたね。
しかし、見所は満載であり、大満足の163話でした。さすがに次週は二人の話が出てきそうですが、個人的には雛と晴人の話を多めにしてほしいところ。
そんなこんなで、次回も楽しみですね。