本記事は、「アオのハコ」の103話「話したいことがあるから」の感想記事です。
前話の感想は、「アオのハコ」ネタバレ102話「出かけてきてもいいですか?」感想をどうぞ。
「アオのハコ」ネタバレ103話「話したいことがあるから」感想
第103話感想目次
- 間に合うか?走れ大喜!
- 鳴り出す携帯!?走れ千夏!
- 好きです…
間に合うか?走れ大喜!
ワカサギ釣りを楽しんだ千夏とおじぃちゃん達は、釣れる時間帯が終わった事で帰宅準備。
すると、ちらほら雪が降ってきました。千夏は空を見上げると、その瞳は雪を見ているようでどこか遠く別の何かを見ているようでした。きっと、大喜の事を考えていたんでしょうね。
一方その頃、大喜はバス停で次のバスが30分後に来ることを知ります。田舎あるあるですが交通機関1本逃すと、30分待ちはザラなんですよね(笑)
走った方が早いと判断した大喜は、再び走り出します。走っていると体が熱くなり、マフラーを取りそれでも汗を浮かべ、立ち止まること無く走り続けます。
間に合うか?走れ!大喜!千夏に想いを伝えろ!
鳴り出す携帯!?走れ千夏!
千夏はおじぃちゃんの車で帰路につきます。すると、着信がありディスプレイには大喜の名前が…。一足遅かったか…。
千夏は電話に出ると、「今どこにいますか?」と聞かれ大喜がスキーに近くまで来ていて、更にLINEの場所まで会いに来た事を告げられます。
千夏は、慌てておじぃちゃんに車を止めてもらい「用事ができたから戻るね!」と告げ、車を降ります。
大喜に「LINEの場所で待ってるから」と告げると電話を切り今度は千夏が走り出します。
かじかんだ手で、携帯を握りしめ呼吸は激しく、吐息を白く染め走る千夏。ただ、会いたい一心で…。
好きです…
大喜が待ち合わせの湖に着くとすでに千夏は待っていました。
会えた事による安堵か、相当走って足腰にきたのかは分かりませんが、大喜は千夏に抱え込まれるように倒れ込みます。
なんでここに?という千夏の問に対し、大喜は「話したいことがあるから」と伝え真剣な表情を浮かべます。
真剣な眼差しから、察したのか千夏は瞳を潤わせ頬を赤らめ、次の言葉を待ちます。
あまりにも自然に、まるで次の言葉が分かっていたかのようでした。そして運命のときは来ます。
「好きです。俺千夏先輩のことが好きです」。白銀の世界に2人きり、粉雪は告白を彩る雪化粧となるか、それとも…。
続きは、「アオのハコ」ネタバレ104話「1月4日」感想をどうぞ。